見送りが終わって、ほっとしたのも束の間。次にやってくるのが入隊式です。
我が家は娘が航空自衛隊、息子が陸上自衛隊なので、春に二回、入隊式に行きました。
同じ「入隊式」なのに、これがまた、ずいぶん違ったんです。
これから行かれる方の参考になればと思います。
入隊式は、いつあるのか
まず日程です。
息子(陸上)は、着隊から7日目の土曜日でした。だいたい1週間後ですね。
娘(航空)は、着隊から15日目の平日。こちらは2週間ほど経ってからでした。
ここで気をつけたいのが、平日だったことです。仕事をしていると、休みを取る必要があります。日程が分かった時点で、早めに調整しておいたほうがいいと思います。
航空のほうは、案内が来ませんでした
これが、いちばんお伝えしたいことです。
陸上のほうは、入隊の案内書類に入隊式のことが書いてありました。日程も場所も分かるので、そのまま準備できます。
ところが航空のほうは、案内に何も書かれていませんでした。「そういう式典がある」ということしか聞いていない状態です。
娘が出発したあとになって、こちらから地方協力本部に問い合わせて、ようやく日程が分かりました。
我が家は遠方なので、前泊が必要です。宿の予約もあるのに、かなりギリギリでした。
当日の交通手段も分からず、娘が写メで送ってきた案内を見ながら向かいました。着いてからも、受付がどこなのか、席がどこなのか分からず、隊員の方に聞きながら動きました。
待っていても、案内は来ないかもしれません。遠方の方は特に、早めに問い合わせておくことをおすすめします。
何を着ていけばいいのか
私たちは、上下のスーツで行きました。入学式に着ていくような服装です。
周りを見ると、陸上のほうは服装の幅が広かったです。きちんとした方もいれば、普段着の若い方もいました。
航空のほうは、きちんとした服装の方がほとんどでした。
迷ったら入学式に行くような服装にしておけば、どちらでも浮くことはないと思います。
陸上自衛隊の入隊式

会場は体育館でした。
中央に入隊した子たちが並んで、その両側に私たち参列者が座ります。時間は1時間ほどでした。
一人ひとり名前を呼ばれて起立するので、自分の子どもがどこにいるのか、すぐに分かります。
息子のところは入隊者が70人ほどだったので、とても丁寧に式をしていただいたという印象が残っています。
写真は撮ってもかまいませんでした。
式のあとは、一緒にお弁当
式が終わると、面会の時間があります。
陸上のほうは、食堂で一緒にお弁当をいただきました。有料ですが、用意してくださいます。そのあと1時間ほど自由時間があって、14時には完全退出です。
このとき、上官の方(教育係の先輩ですね)も一緒に食事をしてくださいました。
「お世話になります。この子、手がかかるでしょう。すみません、よろしくお願いします」
そんなことを言ったと思います。そうしたら、
「彼は、3回やらないと覚えてくれないんです」
と返ってきました。
頭を抱えました(笑)
航空自衛隊の入隊式

こちらは、規模がまったく違いました。
その年度の入隊者は、850人ほどです。
入隊する子たちと、参列者は別の建物でした。私たちは別館に通されて、大型モニターで式を見ます。席も事前に決められていました。時間は同じく1時間ほどです。
つまり、子どもの姿は見えません。どこにいるのかも分かりませんでした。
そんな状況下なので、式典時での写真は撮りませんでした。
そして、これは行ってみて初めて分かったことなのですが、とにかく人が多いです。
受付をするまでに長蛇の列で、30分以上待ちました。そこから広い敷地を歩いて会場へ向かいます。足の悪い方や年配の方には、なかなか大変だと思います。
ちなみに翌年度は、約1,113人だったそうです。さらに増えています。
式のあとは、持参のお弁当
航空のほうは、教室のような場所を開放してくださって、そこで持参したお弁当を食べました。娘には、娘の分のお弁当が渡されていたようです。
ただ、娘は同僚や先輩に気を使っていたのか、食べ終わるとどこかへ行ってしまいました。
最後に宿舎の看板の前で記念撮影をして、こちらも14時ごろには完全撤退です。
どちらの式も、ゆっくり過ごす余裕はなく、慌ただしく帰ってきました。
二人とも、少し痩せていました
ここからは、行ってよかったと思った話です。
1週間ぶり、2週間ぶりに会った子どもたちは、二人とも少し痩せていました。
でも、それより驚いたのは表情です。
明らかに変わっていました。しっかりしていたんです。
家にいた頃は、いつもスマホを見ていて、猫背でした。それが、背筋がシャキッとしている。
正直に言います。カッコよかったです。
正直、ほっとしました
入隊してからの期間は大変だと聞いていました。
だから、ずっと心配していたんです。
尻尾を巻いて、辞めて帰ってくるんじゃないか、と。
でも、あの表情を見て、この子は大丈夫だと確信しました。
親の勘、というやつですかね…
慌ただしくて、ろくに話もできない一日でしたが、行ってよかったと思っています。




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